ヒメコブスジツノゴミムシダマシ
学名:Bolitonaeus mergae Lewis, 1894Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 昆虫類 |
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目名 | コウチュウ目 |
科名 | ゴミムシダマシ科 |
RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
選定理由 | 山地のコフキサルノコシカケなど大型の硬質菌に生息する種で,多数の個体がキノコの中をすみかとしている。九州山地の中・南部では広く分布し,個体数も少なくない。食餌菌類は県内に広く分布するものの,八女市釈迦岳だけから知られていた。しかし,現地ではブナの立ち枯れや林内の乾燥などで食餌菌類であるコフキサルノコシカケが減少し,最近ではほとんどその姿を見ることがなくなっている。本種の減少は食餌菌類の減少以上に著しく,しかも県内では1地点のみの生息地が知られるだけであり,新たに追加選定した。 |
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危機要因 | 森林伐採 気候変動 シカ増加 |
分布情報 |
近年では八女市釈迦岳から記録されている。
MAP |
種の概要 | 体長4 mm前後。黒褐色で全体に強い点刻があり,光沢を欠く。雄の前胸背板の前方両側から長角があり,先端に黄褐色毛を密生する。 |
生息環境 |
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