エゾベニヒラタムシ
学名:Cucujus opacus Lewis, 1888Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 昆虫類 |
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目名 | コウチュウ目 |
科名 | ヒラタムシ科 |
RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
選定理由 | 県内では英彦山障子ヶ岳の古い記録と,その後矢部村(現八女市)釈迦岳の記録があるに留まる。シカの食害による森林の乾燥化も本種の生育に悪影響を及ぼす可能性がある。 |
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危機要因 | 森林伐採 シカ増加 |
分布情報 |
前回選定時(2001年)以降の記録は知られていない。
MAP |
種の概要 | 北海道から九州まで,山地のブナ帯以上の原生樹林でみられる。倒木などの樹皮下に潜んで他の昆虫類を捕食する。近縁のベニヒラタムシCucujus coccinatus Lewisが低山地~ブナ帯に広くみられるのに対して,九州ではごく少なく,分布域も局地的である。ベニヒラタムシの赤い上翅にはツヤがあるのに対して,つや消しで,やや淡色である。 |
生息環境 |
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