ヒメキマダラヒカゲ
学名:Zophoessa callipteris (Butler, 1877)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
| 分類群 | 昆虫類 |
|---|---|
| 目名 | チョウ目 |
| 科名 | タテハチョウ科 |
| RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧ⅠB類 |
| RDB2001カテゴリー | 準絶滅危惧 |
| 環境省カテゴリー | ー |
| 選定理由 | 夏緑樹林(主にブナ林)内の林床で腰の高さから背丈ほどあるササが生い茂る環境でみられる。近年ササの草丈が年々低くなり,ササ藪がまばらになってきており,本種の好む環境が減少しつつある。1906年に英彦山で記録され,その後,宝満山,旧八女郡釈迦岳などで採集されたが,1980年代後半から公式の記録は減少している。2011年に,釈迦・御前岳で調査を行ったが確認できなかった。 |
|---|---|
| 危機要因 | 遷移進行 |
| 分布情報 |
宝満山,英彦山,釈迦岳,権現尾根 |
| 種の概要 | 成虫は年1化で,7~8月にみられる。県内でも冷所を好み,標高800以上の温帯広葉樹林のブナ帯に生息することが多い。ブナ林のササの葉の上に翅をとじてとまっていることが多いが,陽だまりでは前翅を後方に下げて,全開している個体もみられる。幼虫の食餌植物は,イネ科ササ属のミヤコザサ,スズタケ属のスズタケなど。 |
| 生息環境 |
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