クロヒカゲモドキ
学名:Lethe marginalis (Motschulsky, [1861])Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 1926年に高良山で採集されたのが最初の記録である。その後1963年に大牟田市三池山で採集されて以降,記録が途絶えていた。2009年に八女市矢部村で記録されたが,生息地は狭く生息数も極めて少ない。本種の生息環境は林床に草丈の深いススキ群落のあるクヌギ林で,かなりの湿度が高いことを必要とする。 |
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危機要因 | 遷移進行 植生変化 |
分布情報 |
久留米市高良山,大牟田市三池山,八女市矢部村 MAP |
種の概要 | 成虫は年1化で,7月下旬~8月にみられる。日中はクヌギ林の中のススキの上に翅を閉じて止まっていることが多いが,夕方(17~19時)には林縁にあらわれ,雄が翅を半開きにして縄張りをはる。食餌植物はイネ科のノガリヤス,ヒメノガリヤス,オオアブラススキ,カヤツリグサ科のアイバソウなど。幼虫はススキの葉と同色でみつけにくいが,葉の中脈をきれいに残し,先端から順次噛み切る食痕を残す。 |
生息環境 |
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