キマダラモドキ
学名:Kirinia fentoni (Butler, 1877)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | クヌギ林の林床にススキなどの各種イネ科植物が草丈深く生い茂る環境に生息する。それに加えて生息地としては,ある程度の大きさで樹液の出るクヌギを必要とする。2004年に八女市上陽町で撮影されたが,その後の度重なる調査や2012年の3回の調査でも確認できなかった。 |
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危機要因 | 森林伐採 遷移進行 |
分布情報 |
若杉山,福智山,久留米市田主丸,八女市上陽町,熊渡山,英彦山 MAP |
種の概要 | 成虫は6~9月にみられる。クヌギなどの樹液を好み,翅を閉じたまま吸汁する。雄は朝や夕方に林縁にあらわれ,翅を半開きにして縄張りをはる。幼虫はイネ科のススキ,カモジグサ,ヒメノガリヤスなど,カヤツリグサ科のヒゴクサ,ヒカゲスゲ,カサスゲ,テキリスゲなどを好んで食し,葉の先端を斜めに切る食痕を残す。 |
生息環境 |
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