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種の解説

ホシミスジ

学名:Neptis pryeri Butler, 1871

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改訂版RDB2014概説

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 タテハチョウ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由
1902年に英彦山で採集されたのが最初の確実な記録である。その後1948年に同地で採集され,1950年代まで少数ながら記録があった。しかし,1960年代には英彦山からの散発的な採集報告以外記録が途絶え,1997~1999年の調査でも再発見はできなかった。しかし,2007年に豊前市から旧大平村にかけての山間部で生息しているのが確認され,現在まで少数ながら継続的に発生していると言われている。この生息地には幼虫の食餌植物のイワガサは点々とあるが,今回は調査時期が早すぎたのか成虫はみられなかった。日本産蝶類都道府県別レッドリスト(三訂版)(2009)でも「絶滅危惧Ⅰ類」とされている。
危機要因 森林伐採 道路工事 植生変化 産地局限 遷移移行
分布情報
添田町の英彦山地および豊前市から旧大平村にかけての山間部。
種の概要
成虫は夏から秋にみられる。食餌植物はシモツケ,ユキヤナギなどが知られる。
生息環境
  • 山地森林
補足情報

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