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種の解説

カラスシジミ

学名:Fixsenia w-album (Knoch, 1782)

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改訂版RDB2014概説

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 シジミチョウ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
選定理由
1924年に英彦山で採集されたのが,本県からの最初の記録である。その後,1979年まで記録がないが,幼虫の食餌植物と蛹での採集法が判明し,1980年代までは少数だが報告がある。しかし,1990年以降の記録はほとんどなく,2008,2009年の未公表の採集例があるくらいである。幼虫の食餌植物であるハルニレの伐採が目立ち,激減しているものと考えられる。日本産蝶類都道府県別レッドリスト(三訂版)(2009)でも「絶滅危惧Ⅰ類」とされている。
危機要因 森林伐採 土地造成 道路工事 ダム建設 その他 :キャンプ場建設などの観光地化
分布情報
東峰村(旧小石原村)

MAP
種の概要
幼虫の食餌植物であるニレ科のハルニレ,オヒョウの生育する里山~山地に生息し,河川沿いのハルニレに多い。田畑に残されたハルニレに依存して生息することもある。
生息環境
  • 河川
  • 山地森林
補足情報

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