ミヤマカラスシジミ
学名:Satyrium mera (Janson, 1877)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 昆虫類 |
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目名 | チョウ目 |
科名 | シジミチョウ科 |
RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧ⅠB類 |
RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧Ⅰ類 |
選定理由 | 1928年英彦山で採集されたのが,本県からの最初の記録である。その後,1966年までは報文があるが,以後は1995年の幼虫の採集記録があるくらいで報告が少ない。ただ,英彦山での未発表の採集例が2011年まではある。文献上の記録は英彦山のみで,1975年に鷹ノ巣山での未公表の幼虫の採集例があるが,英彦山地以外では採集されていない。生息地における卵・幼虫採集のために行われる食樹の剪定も食餌植物を弱らせる要因である。日本産蝶類都道府県別レッドリスト(三訂版)(2009)でも「絶滅危惧Ⅰ類」とされている。 |
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危機要因 | 狩猟 遷移進行 |
分布情報 |
英彦山 |
種の概要 | 標高300~1500 の温帯広葉樹林内のがれ場のクロウメモドキ群落に生息する。他にコバノクロウメモドキ,クロツバラなどを幼虫の食餌植物としている。これらの植物は剪定に弱く,枯れる原因になる。 |
生息環境 |
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