アイノミドリシジミ
学名:Chrysozephyrus brillantinus (Staudinger, 1887)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 1960年に英彦山豊前坊で採集されたのが,本県の最初の記録である。その後,ここでは現在まで成虫や卵が採集されているが,いずれも少数であり,産地も英彦山地内の限られた場所でしかない。もともと少ない種である上,近年,林道周辺の生息地は乾燥化が進み,個体数は減少傾向にある。日本産蝶類都道府県別レッドリスト(三訂版)(2009)でも「絶滅危惧Ⅰ類」とされている。 |
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危機要因 | 森林伐採 道路工事 シカ増加 |
分布情報 |
添田町,経読林道(みやこ町~豊前市) MAP |
種の概要 | ブナ科のミズナラ,アカガシ,ウラジロガシなどを幼虫の食餌植物とし,標高700 以上の温・暖帯落葉広葉樹林,常緑広葉樹林に生息する。九州ではミズナラを主な食樹とする生息地が多いが,英彦山鬼杉付近では,アカガシからの卵の採集記録が多い。 |
生息環境 |
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