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種の解説

アカマダラコガネ

学名:Anthracophora rusticola Burmeister, 1842

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改訂版RDB2014概説

画像:赤っぽい地色に黒い斑模様を持つ昆虫。アカマダラコガネ。
分類群 昆虫類
目名 コウチュウ目
科名 コガネムシ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
環境省カテゴリー 情報不足
選定理由

1970年以前はクヌギの樹液で観察されたが,それ以降激減し記録もわずかとなった。1972年山川町,1986年城山,1992年福岡市今宿などわずかな記録しかない。平地のクヌギ等の広葉樹林が切られ,住宅地化されたことで個体数が減少したと考えられるが,他にも別の要因が有るのかもしれない。他県では,猛禽類の巣で幼虫,蛹が見つかったとの報告があり,猛禽類の減少が本種の減少の一因の可能性もある。

危機要因 森林伐採 その他 :猛禽類の減少
分布情報

前回選定時(2001年)以降の記録は知られていない。


MAP
種の概要

成虫はクヌギの樹液に集まる。新成虫は晩夏から秋にかけて発生し,その後,成虫越冬するといわれている。他県で9月にクワの樹液に来ているのが確認されている。

生息環境
  • 低地森林
補足情報

2001版データを見る

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