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種の解説

コウベツブゲンゴロウ

学名:Laccophilus kobensis Sharp, 1873

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改訂版RDB2014概説

分類群 昆虫類
目名 コウチュウ目
科名 ゲンゴロウ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 準絶滅危惧
選定理由
県内では1930年代に「福岡」と「南筑後」からの記録があるのみで長く採集されていなかったが,2003年に再発見された。しかし,その生息状況は不安定で個体数も少ないことからランクを上げた。国内に広く分布する種であるが,近年各地で減少している。
危機要因 湖沼開発 湿地開発 ため池改修 農薬使用
分布情報
上毛町

MAP
種の概要
体長約3.5 mm。背面は暗褐色で上翅には縦条模様がある。平地の水生植物の豊富な止水域を好む。比較的薄暗い,落ち葉の堆積した場所を好む。
特記事項
近年国内から記録されたキタノツブゲンゴロウL. vagelineatusとよく似ており,同定に際しては注意が必要。
生息環境
  • 湿原・池
  • 水田・水路
補足情報

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