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種の解説

トゲナベブタムシ

学名:Aphelocheirus nawai Nawa, 1905

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改訂版RDB2014概説

画像:茶色と薄茶色のまだらな円形に近い体の昆虫。トゲナベブタムシ。
分類群 昆虫類
目名 カメムシ目
科名 ナベブタムシ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由

1960年代に那珂川水系,筑後川水系宝満川,矢部川水系星野川からの記録があるが,以降の採集例がなく絶滅が危惧されていた。しかしながら,2011年になって筑後川本流で再発見された。今後の環境の変化によっては減少する可能性もあり引き続き注意が必要である。

危機要因 河川開発 水質汚濁
分布情報

筑後川(朝倉市,うきは市)


MAP
種の概要

体長約10 mm。ナベブタムシに似るが,前胸の側部がとがることで区別が可能。河川中下流域とそれに付随する農業用水路に生息する。水の清澄な流れのある砂礫底の環境を好み,生きた小動物を捕食する。

生息環境
  • 水田・水路
  • 河川
補足情報

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