フトネクイハムシ
学名:Donacia clavareaui Jacobson, 1906Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 前回選定時以前には,宮田町(現宮若市)と嘉穂町(現嘉麻市)の遠賀川河畔の記録が知られていたが,その後,2地点の記録が報告され,さらに,ごく最近,北九州市で新たに1地点の産地が発見された。この産地は住宅地内のため池で,流入部にはヤナギ林が発達し,林床はやや暗くミゾソバなどの群落が発達し,2・3の小流がみられた。小流の中に本種の食餌植物のウキヤガラが生えていた。このような環境は極めて稀で,生息地の消失が十分予想されるので,ランクを上げた。 |
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危機要因 | 湖沼開発 湿地開発 |
分布情報 |
近年では新宮町相島と北九州市,古賀市から記録されている。 MAP |
種の概要 | 東北から関東地方まで,各地の湿地やため池で知られている種であるが,中間地域を飛ばして,唯一県内の生息が知られている種である。 |
生息環境 |
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