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種の解説

シャープツブゲンゴロウ

学名:Laccophilus sharpi Regimbart, 1889

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改訂版RDB2014概説

分類群 昆虫類
目名 コウチュウ目
科名 ゲンゴロウ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 準絶滅危惧
選定理由
県内では1996年の福岡市西区の記録を最後に現在まで採集例がない。1990年代に記録があるのは宮若市,古賀市,福岡市,糸島市,うきは市で,その他に行橋市,北九州市,田川市,筑紫野市,筑前町,朝倉市,久留米市から古い記録がある。1990年代初期には県内で広く採集されていたものの,2000年代の詳細な調査では再発見できないことから,この期間に県内全域で急速に減少したものと推察される。全国に広く分布する種であるが,近年では南西諸島以外では激減している。
危機要因 湖沼開発 湿地開発 ため池改修 農薬使用
分布情報
現在確実な生息地は知られていない。

MAP
種の概要
体長3.5~4.2 mm。背面は黄褐色で上翅には縦条模様がある。平地の水生植物の豊富な浅い止水域を好む。
生息環境
  • 湿原・池
  • 水田・水路
補足情報
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