福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

クロホシコガシラミズムシ

学名:Haliplus basinotatus Zimmermann, 1924

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

改訂版RDB2014概説

分類群 昆虫類
目名 コウチュウ目
科名 コガシラミズムシ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
吉井町(現うきは市)産の標本に基づいて日本から初めて記録された。県内ではこれまでに朝倉市(1942年),筑紫野市(1948年),うきは市(1956年)の採集記録があるのみである。近年,他県では水田脇の植物の豊富な浅い湿地などから得られており,県内では同様の環境が極めて少なくなっているものの再発見の可能性もあることから,絶滅危惧ⅠA類と評価した。
危機要因 湖沼開発 湿地開発 ため池改修 水路改修 水質汚濁 農薬使用
分布情報
現在確実な生息地は知られていない。

MAP
種の概要
体長3.5 mm。背面は黄褐色で,黒い斑紋がある。体形はやや幅広い。好適生息環境については不明な点が多いが,県外では植物の豊富な浅い止水域で採集されている。
生息環境
  • 湿原・池
補足情報
Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.