コバンムシ
学名:Ilyocoris cimicoides exclamationis (Scott, 1874)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内では2地点の生息地が確認されている。現存産地での生息状況は不安定で個体数の年変動が大きい。1990年代には福岡市西区や古賀市で記録されているが,近年の調査ではまったく確認できず絶滅した可能性が高いことからランクを上げた。植物が豊富で水質の良い止水域を好むことから,ため池改修,農薬,管理放棄等による水質悪化は本種の生息に大きな悪影響を与えると考えられる。 |
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危機要因 | 湖沼開発 湿地開発 ため池改修 水質汚濁 農薬使用 管理放棄 |
分布情報 |
福津市 MAP |
種の概要 | 体長約12 mm。体色は特徴的な緑色。ヒシなどの水生植物が豊富で,比較的水質の良い止水域に生息する。水中で生きた小動物を捕食して生活し,産卵はヒシなどの浮嚢部分などに行う。 |
特記事項 | 県指定希少野生動植物種 |
生息環境 |
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