アカザ
学名:Liobagrus reini Hilgendorf, 1878Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内における本種の分布は局所的あるいは断続的とされてきたが,近年実施された広域調査で生息地が多く残されていることが確認された。ただし,玄界灘,有明海流入河川での生息地は極めて少なく,生息範囲も限られている。生息地がダム設置場所と重複するケースが多く認められる。 |
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危機要因 | 河川開発 ダム建設 |
分布情報 |
山国川,城井川,祓川,今川,長狭川,紫川,遠賀川,那珂川,筑後川,矢部川の各水系 MAP |
種の概要 | 胸鰭条に棘を持ち,刺されると痛いため,地方名で「手々振り」と呼ばれる。生息場所は河川の上中流域で,河床の礫間に深く潜るため,採集されにくく,個体数が少なく評価される傾向にある。流量の豊富な規模の大きな河川にしか生息しない。本種の生息場がダムで湛水すると生息場が失われるのに加えて,ダムによる流量制限が本種に悪影響を及ぼす可能性があり,注意が必要。 |
生息環境 |
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