ヤリタナゴ
学名:Tanakia lanceolata Temminck & Schlegel, 1846Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 魚類 |
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目名 | コイ目 |
科名 | コイ科 |
RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
RDB2001カテゴリー | 準絶滅危惧 |
環境省カテゴリー | 準絶滅危惧 |
選定理由 | 県内では広く自然分布するが,特に博多湾流入河川では減少が著しく,多々良川水系では1983年代の記録を最後に採集例がない。主要な生息場である農業用水路のコンクリート護岸化による生息環境の悪化や,産卵母貝であるマツカサガイなどの淡水性二枚貝類の減少が本種の生息に大きな悪影響を与えている。 |
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危機要因 | 河川開発 水路改修 観賞用捕獲 |
分布情報 |
県内全域(比較的規模の大きな水系の中下流域)
MAP |
種の概要 | 本州から九州に広く自然分布し,朝鮮半島にも分布している。ただし,遺伝的特徴や形態には地域変異があることが知られている。流れのある水路に多い。繁殖期は3~5月頃で,マツカサガイを中心とする二枚貝に産卵する。体高は比較的低く,口ひげがある。繁殖期の雄の尻鰭は鮮やかな赤色となる。 |
生息環境 |
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