イカナゴ
学名:Ammodytes personatus Girard, 1856Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 魚類 |
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目名 | スズキ目 |
科名 | イカナゴ科 |
RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧ⅠB類 |
選定理由 | 乱獲,生息環境の悪化,海砂採取などの影響で資源量が急減したとされ,国内のいくつかの海域で資源管理下に置かれている。福岡県では博多湾湾口を中心に漁獲があり,その資源量は元々不安定だが,特に,近年の漁獲量は極めて少ない。そのため,県では本種の資源回復計画を立案,資源管理等を,また,漁業者は自主休漁等を実施している。北方系種であり,近年の資源減少は温暖化に伴う海水温の上昇の可能性も指摘されている。 |
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危機要因 | 気候変動 :温暖化 乱獲 その他 :海域開発 |
分布情報 |
玄界灘,響灘,周防灘,有明海
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種の概要 | 北海道から九州北部までの内湾の砂底に生息する。九州北部は分布の南限であり,温暖化等の影響はより深刻。北方系であるため,高水温期に砂に潜って夏眠することが知られている。釣り餌用および加工用等,福岡県の重要な水産資源のひとつである。1~2歳の冬季に産卵する。福岡県産の寿命は概ね2年未満。 |
特記事項 | 資源回復計画に基づいた資源管理対象種 |
生息環境 |
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