アリアケヒメシラウオ
学名:Neosalanx reganius Wakiya & Takahasi, 1937Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 現在の主要な生息場は筑後川感潮域のみである。ただし,筑後大堰の建設でその生息域は大幅に狭められた。県外の生息域は壊滅的で,近年の採集記録はほとんど知られていない。 |
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危機要因 | 河川開発 産地局限 |
分布情報 |
筑後川水系 MAP |
種の概要 | 有明海流入河川だけに生息する日本固有種である。感潮域の中でも淡水の影響の強い範囲にのみ生息するため,現在,本種の主要な生息場を持つのは感潮域が長い筑後川に限られる。産卵期は春で,粒径の粗い砂礫底に産卵する。1年で成熟し,寿命を終える年魚である。感潮域内のほぼ淡水の区間に出現するため,季節的な流量の変化などでその生息範囲は変化する。主要な産卵場のひとつが筑後川水系広川の感潮域に存在する。 |
生息環境 |
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