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種の解説

アリアケシラウオ

学名:Salanx ariakensis Kishinouye, 1902

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改訂版RDB2014概説

分類群 魚類
目名 サケ目
科名 シラウオ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
選定理由
漁獲対象魚であったが,漁業が成り立たない程度まで激減した。回復の兆候はない。国内では有明海に生息域が限定される。筑後川では感潮域内の砂礫底で産卵することが知られており,ガタ土の堆積による産卵環境の悪化なども危惧される。
危機要因 河川開発 海岸開発 産地局限
分布情報
筑後川水系,矢部川水系,有明海

MAP
種の概要
国内では有明海とその流入河川にのみ分布する大陸遺存種である。有明海奥部では殿様魚と呼ばれている。筑後川支流広川の感潮域内に主要な産卵場所のひとつがある。産卵期は秋で,孵化後の仔魚は有明海に流下し,冬季を海域で過ごす。その後,有明海とその流入河川の感潮域を広域に利用する。
生息環境
  • 河口・干潟
  • 海域
補足情報

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