ハカタスジシマドジョウ
学名:Cobitis striata hakataensis Nakajima, 2012Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内における生息河川は3水系で,いずれも生息範囲は狭く個体数は少ない。生息記録のある河川のうち那珂川水系では2005年を最後に生息が確認できていない。生息域は人口の多い地域と重なっており,治水を目的とした河川改修による生息環境の悪化が続いている。また,観賞用に売買されている例も確認されている。 |
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危機要因 | 河川開発 水路改修 水質汚濁 産地局限 鑑賞用捕獲 |
分布情報 |
博多湾流入河川 MAP |
種の概要 | 博多湾流入河川の固有亜種。従来スジシマドジョウ中型種博多型と呼ばれていた集団で2012年に新亜種記載された。主に河川中~下流域の流れの緩やかな砂泥底に生息する。生活史の詳細については不明な点が多いが,岸部の植生域で産卵するものと考えられる。非繁殖期の雄や雌では点列模様だが,繁殖期の雄は縦条模様に変化する。雄胸鰭の骨質盤は円形で,胸鰭第2条の上片は細い。遺伝的にも明瞭に区別できる。 |
特記事項 | 県指定希少野生動植物種 |
生息環境 |
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