イシドジョウ
学名:Cobitis takatsuensis Mizuno, 1970Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 魚類 |
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目名 | コイ目 |
科名 | ドジョウ科 |
RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧ⅠA類 |
RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧ⅠA類 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧ⅠB類 |
選定理由 | 県内における生息河川ではいずれも生息範囲が狭く個体数は少ない。城井川水系,板櫃川水系では近年の採集例がない。ダムによる生息域の断片化や消滅,森林伐採による濁水流入による生息環境の悪化が続いている。また,観賞用に売買されている例も確認されている。2001年版の評価時から新たに2水系での生息が確認された一方で,個体数の大幅な減少が認められる産地もあり全体として生息状況は改善されていない。 |
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危機要因 | 森林伐採 河川開発 ダム建設 水質汚濁 産地局限 鑑賞用捕獲 |
分布情報 |
城井川,紫川,板櫃川,遠賀川の各水系
MAP |
種の概要 | 日本固有種で島根県,広島県,山口県,福岡県の一部の河川に分布する。主に上流から中流の水質の良い瀬淵のある礫底に生息し,主に水生昆虫類を食べる。産卵期は5~6月。雄胸鰭の骨質盤は発達せず,背鰭軟条数が6本であるなど日本産シマドジョウ属魚類の中では特異な形態をしている。 |
生息環境 |
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