セボシタビラ
学名:Acheilognathus tabira nakamurae Arai, Fujikawa & Nagata, 2007Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 博多湾,有明海流入河川とその周辺の農業用水路に分布するが,博多湾流入河川の生息河川はわずかに1つである。また,かつて本亜種が多くみられた二ツ川などの農業用水路での減少が著しい。河川・水路のコンクリート護岸化などによる生息場の改変,産卵母貝の減少,外来魚類による捕食圧などに加えて,観賞魚用としての人為的な捕獲圧も,本亜種の生息を脅かしている。前回評価以降,生息状況は改善されていない。 |
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危機要因 | 河川開発 水路改修 観賞用捕獲 外来種侵入 :オオクチバス、ハス |
分布情報 |
多々良川,筑後川,矢部川,諏訪川の各水系 MAP |
種の概要 | 小河川や農業用水路などの細流を好むが,産卵場所と生息場所がやや異なり,産卵期の春季に静水域から流水的な水路へと移動する。イシガイ科二枚貝類(主にカタハガイ)に卵を産みつける。1年で成熟し,最大で9cm程度になる。 |
特記事項 | 県指定希少野生動植物種 |
生息環境 |
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