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種の解説

ヒナモロコ

学名:Aphyocypris chinensis G?nther, 1868

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改訂版RDB2014概説

分類群 魚類
目名 コイ目
科名 コイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
選定理由
日本国内の自然分布域は九州北西部の博多湾流入河川(多々良川,御笠川,那珂川,室見川)と有明海流入河川(筑後川,矢部川,嘉瀬川)のみであるが,現在,生息が確認されているのは筑後川水系のみ。また,自然繁殖している場所は限られており,積極的な種苗放流も行われていることから,野生絶滅に極めて近い状況にある。2001年時と比較して状況はさらに悪化している。
危機要因 河川開発 湿地開発 水路改修 乾田化
分布情報
筑後川水系(他の水系では1980年代までに絶滅)

MAP
種の概要
体長5~6 cm程度の小型種。野外での繁殖期は5月から7月頃と推測され,産卵は水田や浅いため池など植物の豊富な一時的水域で行われる。野外での寿命は基本的に1年であるが,飼育下では5年程度生きる個体もいる。生息には水路と水田が平面的に接続する構造が必要不可欠である。
特記事項
久留米市の天然記念物
生息環境
  • 水田・水路
補足情報

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