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種の解説

ニホンアカガエル

学名:Rana japonica Boulenger, 1879

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改訂版RDB2014概説

分類群 両生類
目名 無尾目
科名 アカガエル科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
通常,標高の低い山地,丘陵地が耕地と接する場所に産卵するが,主として産卵場所の悪化,消失により,個体数は減少している。最近では轍跡などの一時的水溜りに産卵する例が多く,その場所は年ごとに変動し,極めて不安定である。また,一時的な水溜りでは乾燥死する卵塊や幼生がしばしばみられる。安定した産卵場所の多くは,人為的に造成されたビオトープや公園の池である。
危機要因 湿地開発 水路改修
分布情報
北九州市,福岡市,大牟田市,直方市,飯塚市,行橋市,宗像市,古賀市,福津市,宮若市,糸島市,那珂川町,苅田町,みやこ町など。県東部にはヤマアカガエルと共存している場所がある。

MAP
種の概要
赤褐色のスマートなカエルで,体長6 cm前後。森林内で生活し,早春に林縁部の溝や湿地に産卵する。卵塊は大型で,幼生は5,6月に変態して上陸する。日本固有種。
生息環境
  • 低地森林
  • 湿原・池
  • 水田・水路
補足情報

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