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種の解説

ニホンヒキガエル

学名:Bufo japonicus japonicus Temminck and Schlegel, 1838

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改訂版RDB2014概説

画像:多数の小隆起が散在する灰褐色の体表を持つカエル。ニホンヒキガエル。水辺の地面にいる。
分類群 両生類
目名 無尾目
科名 ヒキガエル科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由

産卵場所や餌動物の減少により,平地ではほとんどみられなくなった。県内の山林に広く分布するが,個体数は減少傾向にある。山間部でも産卵に適した比較的浅い水域が減少し,ため池で幼生が発育する例が増加しつつある。

危機要因 湿地開発
分布情報

北九州市,福岡市,大牟田市,久留米市,直方市,飯塚市,田川市,八女市,筑紫野市,春日市,大野城市,宗像市,太宰府市,福津市,宮若市,嘉麻市,朝倉市,みやま市,糸島市,那珂川町,篠栗町,新宮町,久山町,鞍手町,筑前町,東峰村,広川町,香春町,添田町,赤村,福智町,苅田町,みやこ町,上毛町,築上町


MAP
種の概要

地上生活をする大型種で,体長は10 cmを越す。通常,体表は乾いており,多数の小隆起が散在する。鼓膜の上に分泌腺の集中した耳腺をもつ。体色は黒味がかったものから赤褐色まで変異が多い。春に水中に長い紐状の卵塊を産む。日本固有種。

生息環境
  • 湿原・池
  • 水田・水路
補足情報

2001版データを見る

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