トノサマガエル
学名:Pelophylax nigromaculatus (Hallowell, 1861)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 代表的な水田域のカエルであったが,平野部では山沿いの地域を除きほとんどみられなくなった。水路や溝の水,草地などの減少により成体の隠れ場所や餌動物が減少して生息に適しなくなっており,幼生が生息する水域も乾燥の危険性が高く,いずれの場所でも減少傾向にある。山間部の水田域には比較的広く分布しているが,水田環境の変化は今後山間部にも及ぶ可能性が高い。 |
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危機要因 | 湿地開発 水路改修 その他 :農法の変化 |
分布情報 |
北九州市,福岡市,大牟田市,飯塚市,田川市,八女市,筑後市,筑紫野市,古賀市,うきは市,宮若市,嘉麻市,朝倉市,みやま市,糸島市,那珂川町,久山町,桂川町,筑前町,東峰村,広川町,香春町,添田町,川崎町,赤村,みやこ町,上毛町,築上町などの山間部。 MAP |
種の概要 | 体長5~9 cmのカエルで,水辺を離れることはない。5~6月に水田やその周辺の溝や湿地に大型の卵塊を産む。幼生は7,8月に変態し,昆虫などの小動物を捕食する。国外では朝鮮半島,中国大陸,ロシア沿海州に分布。 |
生息環境 |
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