オオサンショウウオ
学名:Andrias japonicus (Temminck, 1836)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 両生類 |
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目名 | 有尾目 |
科名 | オオサンショウウオ科 |
RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧ⅠA類 |
RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧ⅠA類 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
選定理由 | 県内での確実な産地は赤村の十津川のみであるが,1990年以後の捕獲例はなく,現在の生息状況は不明である。2012年3月に十津川の上流で幼生の生息についての予備的調査を行ったが,確認には至らなかった。本種は60年以上という長い寿命をもつこと,幼生は非常に見つかりにくいということを考えると現状では絶滅と判断することはできないとして,絶滅危惧ⅠA類とした。 |
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危機要因 | 河川開発 ダム建設 産地局限 |
分布情報 |
今川の支流である赤村の十津川
MAP |
種の概要 | 最大で全長150 cmにもなる世界最大の両生類である。夜行性が強く,昼間は巣穴や岩の下に潜んでいる。産卵は8月下旬~9月に河川の横穴の繁殖巣穴で行われ,孵化した幼生は翌年の春に巣穴から河川内に分散していく。水生昆虫を食べて成長し,大きくなると口に入るサイズの動物なら何でも食べるようになる。冬季は活動が鈍るものの冬眠はしない。日本固有種。 |
特記事項 | 特別天然記念物 |
生息環境 |
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