ニホンイシガメ
学名:Mauremys japonica (Temminck and Schlegel,1835)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 昔は,県内のいたるところに生息していたと思われるが,現在の主な生息環境は,山の裾野等に残された里山である。この里山の消失,あるいは荒廃に伴い個体数が減少している。本種は,小川や田圃・池や湿地を季節ごとに移動し,利用しているが,護岸工事によって移動が妨げられ,河川に閉じ込められている場合もある。 |
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危機要因 | 森林伐採 河川開発 湿地開発 ため池改修 外来種侵入 :ミシシッピアカミミガメ 異種交雑 :クサガメ その他 :過剰な草地管理 |
分布情報 |
北九州市,福岡市,久留米市,田川市,宗像市,太宰府市,古賀市,糸島市,那珂川町,苅田町,築上町 MAP |
種の概要 | 里山環境が残った地域に生息しているが,地域によって,分布に偏りがみられる。6~7月,日当たりの良い山道等まで移動して土の中に6個前後の卵を産み,穴を埋め戻す。卵は哺乳類などに捕食されることもあるが,通常は3ヵ月ほどで孵化する。孵化個体は土中で冬を越し,翌年の春に地上に出てくることがある。日本固有種。 |
生息環境 |
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