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種の解説

カラスバト

学名:Columba janthina Temminck, 1830

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改訂版RDB2011概説

画像:黒い羽の鳥。カラスバト。緑の葉が茂る木の枝にとまっている。
分類群 鳥類
目名 ハト目
科名 ハト科
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 準絶滅危惧
IUCNカテゴリー NT準絶滅危惧
選定理由

島嶼性のハトで,生息地は限定されており個体数は多くない。個体数の把握はされていないが,1970年代と比較すると,減少しているように感じられる。

危機要因 森林伐採 産地局限
生息状況

留鳥として分布する。生息は局地的で,生息密度は生息地により異なる。

分布情報

玄界灘の島嶼のうち,白島,藍島,馬島,沖ノ島,大島,地島,玄界島,姫島で見られる。白島,沖ノ島,大島では生息密度が高い。小呂島,相島は渡りの際に見られるが,繁殖していないと思われる。稀に本土域で観察されることもある。

種の概要

全長40cmの大型のハト類。日本および中国山東省,韓国南岸に分布する。日本では本州中部以南の島嶼に生息する。照葉樹林に留鳥として生息するが,島によっては季節による移動を行う。樹上や樹洞で営巣するが,ヘビの生息しない島では地上で営巣することもある。1巣卵数は1個。樹上や地上で照葉樹の実や芽を食べる。

特記事項

国天;カラスバト

生息環境
  • 低地森林
  • 山地森林
補足情報

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