カラスバト
学名:Columba janthina Temminck, 1830Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 島嶼性のハトで,生息地は限定されており個体数は多くない。個体数の把握はされていないが,1970年代と比較すると,減少しているように感じられる。 |
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危機要因 | 森林伐採 産地局限 |
生息状況 | 留鳥として分布する。生息は局地的で,生息密度は生息地により異なる。 |
分布情報 |
玄界灘の島嶼のうち,白島,藍島,馬島,沖ノ島,大島,地島,玄界島,姫島で見られる。白島,沖ノ島,大島では生息密度が高い。小呂島,相島は渡りの際に見られるが,繁殖していないと思われる。稀に本土域で観察されることもある。 |
種の概要 | 全長40cmの大型のハト類。日本および中国山東省,韓国南岸に分布する。日本では本州中部以南の島嶼に生息する。照葉樹林に留鳥として生息するが,島によっては季節による移動を行う。樹上や樹洞で営巣するが,ヘビの生息しない島では地上で営巣することもある。1巣卵数は1個。樹上や地上で照葉樹の実や芽を食べる。 |
特記事項 | 国天;カラスバト |
生息環境 |
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