コアジサシ
学名:Sterna albifrons Pallas, 1764Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 夏鳥として渡来し,河川敷や海浜の砂地,埋立地等で集団繁殖する。繁殖場所の減少によるものと思われるが飛来数が減少した。また,飛来はしたものの営巣に入ることなく繁殖期途中でいなくなる例が近年増えている。営巣環境に変化は見られないことから,餌となる魚類の出現状況に影響を受けている可能性がある。また,カラスのコロニー襲撃や4WD車等の砂浜への乗り入れによる営巣放棄も深刻な問題である。 |
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危機要因 | 河川開発 海岸開発 土地造成 遷移進行 その他 :捕食者増加(カラス) |
生息状況 | 夏鳥として渡来するが安定的な繁殖地はなく,繁殖状況は年変動が大きい。繁殖地,飛来数とも減少している。 |
分布情報 |
北九州市響灘埋立地,苅田町新北九州空港,福岡市博多湾東部,筑後川中流(朝倉市),大牟田市三池島 MAP |
種の概要 | 全長27cmの小型のアジサシ類。全世界の温帯から熱帯にかけて分布し,北半球の温帯で繁殖するものは,南半球で越冬する。日本では夏鳥として全国に渡来し,内湾,河川,湖沼などで見られる。河原,海岸,造成地などにコロニーを作って繁殖する。1巣卵数は2~4個。ダイビングして魚類を捕食する。 |
特記事項 | 種の保存法;国際希少野生動植物種 / 県指定希少野生動植物種 |
生息環境 |
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