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種の解説

ホウロクシギ

学名:Numenius madagascariensis (Linnaeus, 1766)

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改訂版RDB2011概説

分類群 鳥類
目名 チドリ目
科名 シギ科
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
IUCNカテゴリー VU絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
本種が渡来するには広大な干潟が必要であるが,まとまった面積の干潟は全国的に少なく,本種が定期的に飛来する干潟は重要である。特に曽根干潟では,春秋ともに50羽以上の群れが確認されることもあり,飛来地として重要である。
危機要因 海岸開発
生息状況
旅鳥として春と秋に渡来する。生息地は数カ所に限られる。
分布情報
北九州市曽根干潟,福津市津屋崎干潟,福岡市和白干潟・多々良川河口・瑞梅寺川河口,糸島市泉川河口,柳川市筑後川河口・矢部川河口では定期的に飛来する。

MAP
種の概要
長大な嘴を持つ大型のシギ類で全長61.5cm。シベリア南東部で繁殖し,オーストラリアで越冬する。日本では旅鳥として春・秋に渡来する。広大な干潟に生息し,カニ類を好んで捕食する。
特記事項
特になし
生息環境
  • 水田・水路
  • 河口・干潟
  • 海岸
補足情報

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