ハヤブサ
学名:Falco peregrinus Tunstall, 1771Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 農薬による生物濃縮を起こしやすいと言われており,以前は二次農薬汚染が考えられてきた。磯釣りのための繁殖地の接近が繁殖活動に影響を与える恐れもある。繁殖環境が崖地に限定されるため,生息数が多くない。 |
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危機要因 | 海岸開発 農薬使用 その他 :(磯釣りのための繁殖地接近) |
生息状況 | 留鳥として生息し,離島や沿岸部の採石地跡地等の崖を利用し繁殖する。内陸部では観察は少なく,また渡り時期や冬期には多くなる。生息数は安定している。 |
分布情報 |
北九州市では11カ所繁殖が確認されている。宗像市,新宮町,福岡市,糸島市の島嶼でも繁殖する。これらのほか,内陸の採石場跡や山地の崖(添田町),建造物での営巣があると考えられる。 MAP |
種の概要 | 全長雄38cm,雌51cm。ほぼ全世界に分布する。日本では留鳥として全国に分布し,海岸や山地の崖地で繁殖するが,ビルや工場など都市部での繁殖例も見られるようになった。岩棚に簡単な産座をつくり産卵する。飛びながら中~小型の鳥類を捕食する。冬季は農耕地などでも見られる。 |
特記事項 | 種の保存法;国内希少野生動植物種 |
生息環境 |
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