シノリガモ
学名:Histrionicus histrionicus (Linnaeus, 1758)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内では10羽前後の個体が冬鳥として飛来し,福岡市の志賀島から海の中道の外海側で生息する。クロガモ,ビロードキンクロなどと同様,わが国最南端の越冬地といえる。志賀島や海の中道シオヤ崎沖などでは,定置網周辺に見られるが,分散傾向と減少傾向にあるものと思われる。 |
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危機要因 | 産地局限 |
生息状況 | 冬鳥として渡来するが,安定的な越冬地は1カ所のみ。やや減少傾向にある。 |
分布情報 |
福岡市志賀島~海の中道の外海で毎年越冬する。福岡市今津,新宮町相島,福津市などでも確認記録がある。 MAP |
種の概要 | 全長43cm。北太平洋の沿岸域,カナダ東部,グリーンランドで繁殖し,冬はやや南下する。日本では東北地方の山間部で少数が繁殖するが,大部分は冬鳥として渡来し,北日本に多い。外海に面した岩礁を好み,潜水して貝類や甲殻類を捕食する。 |
特記事項 | 特になし |
生息環境 |
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