アカエリカイツブリ
学名:Podiceps grisegena (Boddaert, 1783)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 鳥類 |
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目名 | カイツブリ目 |
科名 | カイツブリ科 |
RDB2011カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
IUCNカテゴリー | LC経度懸念 |
選定理由 | 福岡市の志賀島から海の中道の外海側で生息する。クロガモ,ビロードキンクロなどと同様,わが国最南端の越冬地といえる。生息地の環境や生息状況に目立つ変化は見られていないが,海水温の変化などによる餌生物の生息状況の変動が,これら外洋性の水鳥に影響を与える可能性がある。また,船舶からの重油流出事故が起きれば,壊滅的な被害を受けると考えられる。 |
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危機要因 | 産地局限 |
生息状況 | 冬鳥として渡来する。安定的な越冬地は1カ所だけであり,生息数も少ない。 |
分布情報 |
志賀島~海の中道の外海側に飛来し越冬する。那珂川中流域,周防灘,奥洞海湾でも観察例がある。
MAP |
種の概要 | 大型のカイツブリ類で全長47cm。北半球の中緯度地域で繁殖し,冬はやや南下する。日本では北海道で少数が繁殖するほかは冬鳥として九州以北に渡来する。冬は主に海上に生息し,潜水して魚類や甲殻類などを捕食する。 |
特記事項 | 特になし |
生息環境 |
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