ヨタカ
学名:Caprimulgus indicus Latham, 1790Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 本種はかつて平地から山地にかけて普通に生息する種であったが,近年全国的に著しく減少している。福岡県でも繁殖に確認される場所は著しく減少しており,平地や丘陵地ではほとんど見られなくなり,山地でも生息地は少なくなっている。本種の減少要因はゴルフ場や宅地開発などの森林開発などが考えられるが,開発の行われていない場所でも減少していることから,餌となる昆虫類の減少などが原因となっている可能性がある。 |
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危機要因 | ゴルフ場 その他 :森林開発 |
生息状況 | 夏鳥として渡来するが,かつて繁殖期に確認された地域の多くで見られなくなっている。 |
分布情報 |
2000年以降の繁殖と考えられる記録は脊振山系だけと思われる。渡り時期には各地で記録がある。 |
種の概要 | 東~東南アジアに分布し,東アジアで繁殖するものは冬に東南アジアで越冬する。日本では夏鳥として九州以北に渡来する。平地から山地の林で繁殖し,地上で営巣する。1巣卵数は2個。夜行性で,樹林の上空を飛びながら昆虫類を捕食する。 |
特記事項 | 特になし |
生息環境 |
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