クマタカ
学名:Spizaetus nipalensis (Hodgson, 1836)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内では産地が局限されているが,2001年以降,各地の調査により従来考えられていたより生息数が多いことがわかってきた。従って,絶滅危惧IA類から絶滅危惧IB類へと変更されたが,県内で生息数が危機的状況にあることは間違いない。ダム建設や道路工事が繁殖に与える影響が大きいと考えられる。また,はく製にすることを目的とした密猟や繁殖期の巣に接近しての写真撮影も生息を脅かす。 |
---|---|
危機要因 | 森林伐採 道路工事 ダム建設 その他 :その他(餌となる動物の減少) |
生息状況 | 留鳥として生息するが,局地的で生息数も少ない。 |
分布情報 |
英彦山地(添田町・みやこ町・築上町・豊前市),古処山地(朝倉市・嘉麻市・東峰村),耳納山地(うきは市),釈迦岳山地(八女市)で2000年以降繁殖と思われる記録がある。脊振山地でも観察記録がある。 MAP |
種の概要 | 大型のタカ類で全長72~80cm。日本および東南アジアに分布する。日本では九州以北に留鳥として分布する。渓谷の森林に生息し,モミ類やマツなどの大径木に営巣する。縄張りは20 前後。1巣卵数は1個で,繁殖は2~3年間隔で行われることが多い。ノウサギ,ヤマドリ,ヘビ類などを捕食する。 |
特記事項 | 種の保存法;国内希少野生動植物種 |
生息環境 |
|