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種の解説

カラシラサギ

学名:Egretta eulophotes (Swinhoe, 1860)

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改訂版RDB2011概説

画像:白い体に黄色い嘴、黒い脚の鳥。カラシラサギ。水辺を歩いている。
分類群 鳥類
目名 コウノトリ目
科名 サギ科
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 準絶滅危惧
IUCNカテゴリー VU絶滅危惧Ⅱ類
選定理由

種の総生息数が2,500個体と推定されており,アジアの水鳥の中でも危機に瀕した種である。博多湾では毎年複数個体の飛来が見られ,渡りの中継地として重要と考えられる。

危機要因 海岸開発 湿地開発
生息状況

主に旅鳥として少数が飛来する。定期的な飛来が見られるのは数カ所に限られる。

分布情報

博多湾では毎年春から夏にかけて数羽が飛来する。繁殖期にも見られるが,これらは非繁殖個体と思われる。北九州市曽根,福津市津屋崎干潟でも記録がある。


MAP
種の概要

全長65cmのシラサギ類。韓国から中国東北部にかけての黄海沿岸で繁殖し,東南アジアで越冬する。日本では数少ない旅鳥として飛来し,西日本で記録が多い。干潟で観察されることが多く,魚類やカニなどを捕食する。

特記事項

特になし

生息環境
  • 海岸
  • 河口・干潟
  • 水田・水路
  • 湿原・池
  • 河川
補足情報

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