コマドリ
学名:Erithacus akahige (Temminck, 1835)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 2001年以降,渡りと思われる個体は各地で観察されているが,繁殖していると思われるのは1カ所のみで,繁殖数が極めて少ない。英彦山周辺の生息適地では,近年ニホンジカによる林床植生の食害が著しく進行している。またそれに加えて,ブナ林再生事業のためにクマイザサの伐採が行われており,生息環境に大きな人為的変化があった。 |
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危機要因 | 森林伐採 植生変化 産地局限 |
生息状況 | 夏鳥として渡来する。繁殖すると思われるのは英彦山地の1カ所のみで,繁殖数も極めて少ない。 |
分布情報 |
県内では夏鳥として添田町英彦山,築上町・豊前市にまたがる経読林道に飛来する。渡り時期には県内各地で渡り途中の個体が確認される。 MAP |
種の概要 | 日本,サハリン,南千島で繁殖し,中国南部で越冬する。九州以北の亜高山に夏鳥として渡来するほか,西日本で越冬することもある。下層にササ類の茂った広葉樹林や針葉樹林に生息し,地上に営巣する。林床で昆虫,クモ,ミミズ,植物の小果実などを食べる。 |
特記事項 | 特になし |
生息環境 |
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