ブッポウソウ
学名:Eurystomus orientalis (Linnaeus, 1766)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 1960年代に朝倉市,80年代に八女市(旧黒木町,旧矢部村・日向神ダム),90年代に英彦山で繁殖が確認され,福岡市油山,立花山で繁殖期に確認されたが,2000年以降は繁殖は確認されていないと思われ,県内では絶滅状態になっている。もともと個体数が少なく,全国的にもその数を減らしており,絶滅の危険性が大きい。 |
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危機要因 | 森林伐採 産地局限 その他 |
生息状況 | 夏鳥として渡来するが,現在安定して繁殖する場所は既に見られない。 |
分布情報 |
英彦山・田川郡添田町で2000年以降の記録がある。渡り時期には玄界灘の島や沿岸域で渡り途中のものが観察される。 MAP |
種の概要 | 全長28~30cm。濃緑色の体に赤い大きな嘴がよく目立つ。東~東南アジアおよびニューギニアで繁殖し,北方のものは南へ渡る。日本では夏鳥として渡来し,九州,四国,本州で繁殖する。樹洞で営巣するが,巣箱や橋梁などの人工物にも営巣する。トンボ,セミ,大型甲虫などの飛翔する昆虫類を飛びながら捕食する。 |
特記事項 | 県天;英彦山のブッポウソウ |
生息環境 |
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