リュウキュウコノハズク
学名:Otus elegans (Cassin, 1852)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内の生息地が沖ノ島(宗像市)だけと限定されている。本種の主要分布域は南西諸島であり,福岡県は北方の隔離的な分布地として重要である。生息地である沖ノ島は神域として開発行為や人の出入りが厳しく制限されているため,開発等の危機要因はないが,生息地が1カ所と限られていることから,餌となる昆虫類の減少や病気の発生などで危機的状態となる可能性が考えられる。 |
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危機要因 | 産地局限 |
生息状況 | 夏鳥として渡来する。繁殖地は1カ所のみだが,高密度で生息している。 |
分布情報 |
宗像市沖ノ島で観察される。北九州市白島でも記録があるが,現在の生息状況は不明。 MAP |
種の概要 | かつてはコノハズクの亜種とされていたが,現在は別種として分類されている。全長22cmでコノハズクよりやや大きい。福岡県沖ノ島,南西諸島,台湾の蘭嶼,フィリピンのカラヤン諸島に分布する。夜行性で,常緑広葉樹林に生息する。樹洞に営巣する。主に昆虫類,クモ類,ヤモリ類を捕食する。 |
特記事項 | 特になし |
生息環境 |
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