カヤネズミ
学名:Micromys minutus (Pallas, 1771)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 主な生息環境は,ススキなどの高茎のイネ科植物が繁茂した河川敷や堤防の法面,沼沢地などの草地である。このような環境は,ゴルフ場,競技場,公園および駐車場などに整備され,更に護岸工事や堤防の除草などにより急激に減少している。近年増加している耕作放棄地や再造林放棄地などに繁茂した草地も利用するが,遷移により生息に適さない環境に変化する。 |
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危機要因 | 湖沼開発 河川開発 湿地開発 草地開発 ため池改修 水路改修 植生変化 |
生息状況 | 県内の平地から山地までの草地に生息するが,分布域は断続的で,生息数は少ない。 |
分布情報 |
久山町,添田町,福岡市,小郡市,福津市(旧福間町),宗像市,岡垣町,香春町,築上町(旧築城町),福智町(旧赤池町),筑紫野市 MAP |
種の概要 | オギ・ススキ・トダシバなどの葉を巧みに編んで,直径10cm程の球形の巣を作る。九州では春から初夏(5~6月),秋から初冬(9~12月)の年2回,1産5~6頭の仔を産む。球巣での生活だけでなく,地下でも生活している。 |
特記事項 | 特になし |
生息環境 |
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