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種の解説

コテングコウモリ

学名:Murina ussuriensis Ognev, 1913

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改訂版RDB2011概説

分類群 哺乳類
目名 翼手目(コウモリ目)
科名 ヒナコウモリ科
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 情報不足
選定理由

甘木市(現在の朝倉市)で1999年11月に死亡個体の拾得記録があるが,2010年7月に同じ朝倉市の樹林内で休息中の個体が確認された。行動範囲は数百前後であることから,近隣の林内にも生息している可能性が高い。九州全域では生息域が限られて個体数が極めて少ないが,熊本県では最近,複数の生息が確認されており,絶滅危惧II類とした。

危機要因 森林伐採 その他 :(採餌場所やねぐら場所の減少)
生息状況

もともと個体数が少なく,生息域が減少している。

分布情報

朝倉市(旧甘木市),朝倉市


MAP
種の概要

ねぐら場所は,樹洞,樹皮下,切り株や幹の倒木,群葉や枯葉および落ち葉など多様である。九州では交尾のピークが10月で,出産が6月初旬に行われる。複数の成獣と幼獣からなる哺育集団を形成し,離乳期は7月中旬で,その頃から幼獣は独立する。雄や非繁殖期の雌は単独でねぐらを利用する。ねぐらは頻繁に替えられ,行動範囲は比較的狭い。

特記事項

特になし

生息環境
  • 山地森林
補足情報

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