福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

ヤマコウモリ

学名:Nyctalus aviator Thomas, 1911

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

改訂版RDB2011概説

分類群 哺乳類
目名 翼手目(コウモリ目)
科名 ヒナコウモリ科
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 情報不足
環境省カテゴリー 準絶滅危惧
選定理由
県内では,英彦山と福岡市の大濠公園での捕獲記録だけである。2008年11月に英彦山で夜間に,本種と思われる鳴き声が聞こえたが,姿の確認はできなかった。九州でも数例の記録しかなく,限られた巨木の樹洞などを主なねぐらにしている。こうした状況から絶滅の危険性が高いと判断されるが,調査の困難さによる情報不足も考えられることから,絶滅危惧II類とした。
危機要因 森林伐採 その他 :(ねぐら場所や生息域の減少)
生息状況
もともと個体数が少なく,生息域が減少している。
分布情報
添田町,福岡市中央区

MAP
種の概要
食物は鱗翅類,双翅類および甲虫類で,天敵は猛禽類である。数十頭の出産・哺育集団を形成し,多くは初夏に2仔を出産する。雌は生まれた年の秋には成獣となり,翌夏に出産する。雄は生まれて1年以後に繁殖に関与する。
特記事項
特になし
生息環境
  • 山地森林
  • 低地森林
  • その他
補足情報

2001版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.