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種の解説

イワタケ

学名:Umbilicaria esculenta (Miyoshi) Minks

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改訂版RDB2011概説

画像:灰褐色のかさのキノコ。イワタケ。岩石から生えている。
分類群 植物(その他)
科名 イワタケ科
RDB2011カテゴリー 準絶滅危惧
  • 画像:灰褐色のかさのキノコ。イワタケ。岩石から生えている。
  • 画像:岩石の地面と小屋。周囲に草木が生えている。
選定理由

かつては一般種であったが,秋田,佐賀など全国的に激減している。国を超えた何らかの大気汚染物質の流入が原因であると思われる。

危機要因 大気汚染
分布情報

日本など東アジアに産する。

種の概要

モミなどが分布する比較的低山に見られる。花崗岩のような石英質の岩石を基物として付く葉状地衣。背面は灰褐色で平滑,濡れると緑色が強くなる。粉霜は無い。腹面は暗黒色で,黒~黒褐色の偽根を付ける。偽根は良く分岐。中央の臍状体(せいじょうたい)で基物に付く。臍状体を中心として放射状に板状体が発達し,偽根は少ない。髄は白色,C+紅色。古くから食用に利用されてきた。

特記事項

特になし

生息環境
  • 山地森林
補足情報
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