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種の解説

ツブミゴケ

学名:Gymnoderma insulare Sharp & Yoshim.

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改訂版RDB2011概説

分類群 植物(その他)
科名 ハナゴケ科
RDB2011カテゴリー 絶滅
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由
大内(1970)は,小石原の行者杉など福岡県内の杉林をくまなく探したが,当時でも英彦山でしか見られないと報告している。一方,Kashiwadani et al. (1998)によると,1991年の台風被害(自然災害)のため英彦山からは発見出来なかったとしている点から,県内で絶滅したと思われる。
危機要因 大気汚染 自然災害
分布情報
本州高野山,四国石鎚山,九州,台湾のスギ類の古木の樹皮に着生する。
種の概要
扁平な地衣体でハナゴケ類の基本葉体に類似する。しかし,子器柄はハナゴケ類の様に長くはなく,ごく短い。子器は基本葉体の周辺に着く。
特記事項
安定した古いスギ群落が存在しないと生育できないと思われる。
生息環境
  • 山地森林
補足情報
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