種の解説｜福岡県レッドデータブック

カワノリ

学名：Prasiola japonica Yatabe

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選定理由	福岡県では，過去に旧八女郡星野村近くの河川で採られた押し葉標本がある。今回の調査では過去の採集地付近での生育は確認できなかったが，同村周辺での聞き取り調査によれば，現在でも生育している可能性が高い。
危機要因	不明その他
分布情報	本州中部以南の河川に分布し，上流域の水の清澄な場所に生育する。九州では熊本県の菊池川，矢部川が主要な産地である。
種の概要	藻体は笹の葉状で，一層の細胞列からなる。高さ20ｃｍぐらいまでになり，小さな付着基器で基物に固着する。胞子による無性生殖と雌雄配偶子による有性生殖が知られている。日本固有種である。
特記事項	八女市（旧星野村）天然記念物（唐迫の川のり）
生息環境