福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

ツクシトウヒレン

学名:Saussurea nipponica Miq. subsp. savatieri (Franch.) Kitam. var. higomontana (Honda) H.Koyama

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

改訂版RDB2011概説

分類群 維管束植物
科名 キク科
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
既知の産地は4地点と,限られている。2001年当時,糸島市(旧前原市)とみやこ町(旧犀川町)では生育が確認された[1]。今回の調査では雷山で確認したが,以前に比べ沢沿いの林冠が閉じ,自生地が暗くなっており,個体数は50個体未満に減少している。犬ヶ岳ではシカ増加の影響で多くの林床植物が消失しており,本種は発見できなかった。
危機要因 シカ増加 遷移進行 産地局限
分布情報
糸島市(旧前原市)(雷山),古処山,みやこ町(旧犀川町), 犬ケ岳

MAP
種の概要
冷温帯林の明るい林床や林縁,渓流沿いなどに生育する多年草。開花期は9~10月。
特記事項
耶馬日田英彦山国定公園,矢部川県立自然公園指定植物
生息環境
  • 山地森林
補足情報

2001版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.