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種の解説

オグラコウホネ

学名:Nuphar oguraensis Miki

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改訂版RDB2011概説

画像:長円形の浮葉と黄色い花の植物。オグラコウホネ。水面に浮かんでいる。
分類群 維管束植物
科名 スイレン科
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由

福岡市東区,南区,八女市(旧星野村),筑後市,柳川市(旧三橋町)に6カ所の記録および標本産地があるが,4カ所では絶滅しており,現存するのは八女市(旧星野村),柳川市(旧三橋町)の2カ所である。生育環境は池や川で,4カ所では池や川の改修工事で絶滅している[1]。今回の調査では八女市(旧星野村),みやま市で生育を確認。

危機要因 湖沼開発 河川開発
分布情報

柳川市,八女市,みやま市


MAP
種の概要

ため池や淀んだ水路に生育する多年生の浮葉植物。ヒメコウホネと異なり,浮葉が長円形で葉柄が中空。

特記事項

矢部川県立自然公園指定植物,県天然記念物(麻生池のオグラコウホネ自生地),久山町指定天然記念物

生息環境
  • 河川
  • 湿原・池
補足情報

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